2020.12.12
この記事ではSNSやYouTubeに出向する動画広告の特徴について解説していきます。
目的に合わせて適切な施策を講じることで効果の最大化を図りましょう。
目次
1. 各媒体の特徴
2. インストリーム広告とアウトストリーム広告
3. 最後に
1.各媒体の特徴
現代のデジタルマーケティングにおいて動画広告は無視できない有効な広告手法と言えます。
ターゲットに刺さる動画を制作し、試聴してもらうことでより多くの情報を短時間で与えることができ、非常に大きな効果を期待できます。
動画広告を運用する際に重要なポイントはいくつかありますが、その中でも特に重要なのは出向媒体と言えるでしょう。
最近は多くの場所で動画広告が流れており、テレビ・電車・タクシー・インターネット・SNSなど様々です。
今回はその中でも3大SNSとYouTubeでの出向について解説していきます。
ここでの3大SNSは
Twitter・Facebook・Instagramを指します。
YouTubeと3大SNSに関してはすでに多くの人が利用するメディアであり、広告主としてもこれまでに静止画広告などを出稿してきた事業者が多いことからその経験、知識やノウハウを活かしやすいという点で動画広告を出稿する際に最初に取り組むべきメディアであるといえます。
それではそれぞれの特徴を見ていきます。
Twitterの国内アクティブユーザーは4500万人です。
リアルタイムに行われる投稿やコミュニケーションが特徴です。
リツイート機能が特徴的であり拡散力が非常に高い媒体であるため、投稿が拡散されメディアに取り上げられることも少なくありません。
Facebookの国内アクティブユーザーは2600万人です。
特徴は実名制でのアカウント登録であるという点です。
比較的フォーマルな印象があり、ビジネスアカウントとして運用する人が多いイメージです。
独自のメッセンジャー機能があり、クローズドなやりとりにおいても利用可能です。
Instagramの国内アクティブユーザー数は3300万人です。
Instagramの特徴は必ず画像、または動画の投稿が必要であることです。
上記の2つの媒体よりも発信においてビジュアル面が重視される傾向にあり、ハッシュタグ検索機能により発信側と受信側のニーズマッチが起こりやすい媒体といえます。
・YouTube
YouTubeの国内アクティブユーザーは7000万人です。
4媒体の中でも最も多くのアクティブユーザー数をもちます。
基本的に動画での投稿がメインであり、フォロー(チャンネル登録)に関係なく、様々な動画コンテンツがオススメ表示されることが特徴です。
コンテンツの投稿ハードルが比較的高いことが特徴です。
2.インストリーム広告とアウトストリーム広告
動画広告フォーマットにはインストリーム広告とアウトストリーム広告が存在します。
インストリーム広告とは主に動画配信メディアにおいて動画コンテンツと同じ枠内に配信される動画広告です。
YouTubeでよく目にする5秒広告などがこれにあたります。
広告運用ではなく、広告枠の買い付けにはなりますがGYAO!やTVerなどでもインストリーム広告は利用されています。
インストリーム広告の利点としては必ず一定の秒数広告を見てもらえるという点です。
視聴者に対して半強制的に広告を表示するため、嫌悪感を抱かれないようにするのがポイントです。
次にアウトストリーム広告です。
アウトストリーム広告とは動画コンテンツ外で配信される広告のことです。
Twitter Facebook Instagramなどでスクロールすると間に流れてくる【投稿風】の動画広告などがこれにあたります。
利点としては強制的に表示されるものではないためユーザーが嫌悪感を抱きにくいという点ですが、逆にスクロールされてしまうと画面外に消え試聴してもらえなくなるため、冒頭でユーザーを動画に惹きつけるような工夫が求められます。
3.最後に
自社のサービスを媒体の特徴にあった動画広告でPRすることにより、大きな効果を期待できます。
現在インターネット広告市場は2兆円を超えており、その中で動画広告は3000億円の市場規模にまで成長しています。
今後もこの流れは広がっていくことでしょう。
株式会社ZENTENは自社YouTubeチャンネルの運用代行を行います。
現在動画広告に充てられている予算は必ず自社チャンネル運用費用へ徐々に流れてくると見ています。
単発の動画広告ではなく、資産価値のある自社チャンネル運用を行いたいという企業様は是非一度お声がけください。