2020.12.03
突然ですが、歯科医院の経営において
・集客に困っている。
・お客さんのリピート回数を増やしたい。
・もっと自由診療での売り上げを伸ばしたい。
こういった課題を抱える歯科医院経営者の方はいませんか?
この記事を読むことでYouTubeを使った課題解決方法がわかるようになります。
是非最後まで読んでいただけると幸いです。
▪️目次
1. 歯科医院の集客でYouTubeを使うべき理由
2.YouTube発信による集客効果
3. 実際の成功事例
4. いまからYouTubeを活用していくには
1. 歯科医院の集客でYouTubeを使うべき理由
昨今の歯科業界の現状は非常に厳しい状況にあります。
現在、歯科業界は構造不況業種に定められています。
これは業界として将来の発展性が期待できない業種であるという意味です。
歯科医師は毎年2000人近く増加しており、開業医も同じく年々増えています。
歯科診療所数 68,404 医科歯科併設病院数 1,805 (2020年1月時点)
この数は全国に存在するコンビニ店舗数より多いです。(コンビニ店舗数 55,460)
歯科医院の数はこれだけ増えているにもかかわらず、日本の人口は減少傾向にあります。
さらに現在は科学技術の発展により歯科用医薬品メーカー各社から様々な予防歯科商品が発売され、インターネットの普及により誰でも口内ケアに関する情報を得られるため、歯科医院の出番は少なくなってきており、少ない患者を多くの歯科医院が奪い合う供給過多の現象が起きており、非常に厳しい状況に陥っています。
こうした現状を打開するためには数ある歯科医院の内、自分たちのサービスの強みを前面に押し出し、他との差別化を図る必要があります。
そのために必要な施策こそがYouTubeでの発信です。
それではYouTubeでの発信を行うことで、どうやって他との差別化を図ることができ、集客増加につなげられるようになるのかをみていきます。
2.YouTube発信による集客効果
上記で述べた通り今の歯科業界では他との差別化を図り、それを顧客に発信し、伝えていくマーケティング施策が必須となり、マーケティングとブランディングを成功させた者が生き残っていきます。
それぞれ自院の得意な技術があったり、特徴的なサービスを行なっていたり、内装がおしゃれで清潔感があり広々していたり、スタッフが美人揃いであったり。
必ず自院がそのエリアで突出した強みなどがあるはずですし、強みを磨いて工夫し、アピールする努力をされていると思います。
そうです。差別化は図っているのです。
しかしそれを広く知ってもらえなくては意味がありません。
どんなに素晴らしい技術やサービスがあってもその素晴らしさが伝わってなければ、結局顧客は立地や数少ない口コミなどでしか判断できず、なんとなくで歯医者さんを決めてしまいます。
今回説明するYouTubeでの発信が持つ最も大きな役割が情報伝達というところにあります。
YouTubeという媒体は説明するまでもなくここ数年で急成長しており、視聴者の年齢層も幅広いです。
30代以下の利用率は80パーセント以上にのぼります。
そして最大の特徴は動画を掲載するプラットフォームであるということです。
動画は文章の5000倍の情報伝達が可能と言われており、他の比になりません。
アクティブな利用者数が多く、通常より多くの情報を伝達できる。
自院の強みを発信しアピールする場としてYouTubeほど適した媒体は他にありません。
ではどんな動画を投稿すればいいのか
YouTubeでの発信が重要なことは分かったが具体的にどんな動画を投稿していけばいいのか。
ただ単に院長が難しい技術やサービスについて解説しているような動画ではつまらなさすぎて誰も再生しません。
まずは視聴者の関心を引くような動画を作成する必要があり、ある程度のエンタメ要素も交えながら、その中で自院の雰囲気や技術力の高さをアピールしていく必要があります。
最初の入り口はなんでもいいです。
【歯医者が教える みんな間違ってる歯の磨き方】とか
【歯医者が選ぶ おすすめのマウスウォッシュ3選】とか
【口臭の原因について 歯医者が解説します】とか
顧客目線で一般的にみんなが知りたい情報をどんどん発信していきます。
動画を何度か視聴した人からすれば、この人はちゃんとプロ目線から気になる情報を教えてくれる信頼できる人だという印象を与えることができます。
結局、歯医者を選ぶ基準として一番大きいのはどんな先生が診てくれるのかというところだと思います。
他の顔も見たことのない歯科医に診てもらうより、普段から動画で話す姿を見ており、しっかりと専門性の高い知識に基づいて発信活動をしている先生の歯科医院が近くにあれば必ずそちらに通うはずです。
そして動画で定期的に顧客に対してアプローチすることによって、そろそろ歯医者行っておこうかな という定期検診ニーズを喚起させ、顧客のリピートを促すこともできます。
売上増加
売上は顧客数×顧客単価で決まります。
これまで説明したYouTube動画投稿による認知を拡大するやり方は、顧客数を増やすために行うべき施策です。
しかしどれだけ顧客数が増えても顧客単価が低ければ利益率も上がっていきません。
歯科医院にとっての単価の増加とは保険適用外治療である自由診療数の向上といえます。
ではYoutubeでの発信で自由診療患者を集客するためにはどうすれば良いか。
それは動画を通じて顧客の【不安】を解消してあげることです。
Googleで矯正というワードでキーワード分析をすると
矯正 痛い 矯正 高い 矯正歯科 選び方
など、矯正したい願望はあるがわからないことが多すぎて一歩踏み出せていないような顧客心理が伺えます。
こうした不安を取り除くことで、検討段階の顧客に対して背中を押してあげられるようになります。
不安を取り除くためには安心感を与えることが一番です。
先ほども述べたように動画でしっかりと多くの情報を伝えることで安心感を与えることができます。
しかし自費診療の場合、人間性と技術力の両方の面において安心感を与えなければいけません。
単純な集客においては人間性で安心感を与えるだけで十分効果がありますが、比較的高額な出費が発生する自由診療に関しては顧客の決定までのハードルが高いため、人間性に加えてしっかりした技術があることもアピールすることが重要です。
一番効果的な方法は実際の施術を動画で見せることです。
お客さんの協力も必要ですが、口元だけの撮影で協力していただければ料金の割引ができることなどを伝えると協力してくれる人はいるでしょう。
実際の施術を解説付き(音声後撮りや文字だけでもいい)で見せてあげることで、自院の施術に対する透明性がアピールでき、しっかりした技術力の証明にもなります。
これだけでもかなりの効果があり、顧客の自費診療に対する不安はかなり解消され、信頼感を持った状態で来院してくれるでしょう。
セラミック矯正やホワイトニング、インプラントなどに興味を持ちながらもあと一歩が踏み出せていない層に対してアプローチを行い、自由診療を獲得していきましょう。
3.実際の成功事例
実際すでにYouTubeによる集客効果に気づき、実践しているひとはいます。
チャンネルのリンクを貼っておきますので診て参考にしてみてください。
ザ・ホワイトデンタルクリニック
https://www.youtube.com/c/ザ-ホワイトデンタルクリニック/videos
世田谷代田デンタルクリニック
https://www.youtube.com/channel/UCXSDGW9bLvsvnLWt7PVpsBQ/videos
以上の2チャンネルはYouTubeからかなりの集客ができていると思われます。
動画概要欄にしっかりと自院のホームページやお問い合わせ先を設置しており来院までの導線を組んでいることから、単なるユーチューバーではなく戦略的なビジネス目的でYouTubeを活用しているということが伺えます。
4.いまからYouTubeを活用していくには
YouTubeでの発信は今からでもまったく遅くはないです。今すぐに取り入れるべきです。
しかし紹介したチャンネルの動画のように手の込んだ編集をする時間がなかったり、そもそも動画が再生されやすくするための具体的なYouTube攻略の知識は持ち合わせていないという歯科がほとんどだと思います。
撮影はそれほど難しくないのですが、YouTubeでは撮影以外の業務が非常に多いです。
動画内容の企画、台本作り、キーワード設定、動画の編集、分析、改善などこれらを普段の業務に加えて進めていくのは気が滅入ってしまいます。
気合でなんとかやり切ろうとしてYouTubeにおけるマーケティングを理解せず闇雲に動画を投稿しても全く再生されず、挫折してしまう人がほとんどです。
私がお勧めする最善の方法はこれらYouTubeにかかる全ての業務をアウトソーシングすることです。
YouTubeマーケティングの専門家に任せることで、一からYouTubeを勉強する時間やそれにかかる労力が削減できるため、非常に有効な手段となります。
この激動の時代において、ほかより先に効果的な手法を取り入れ、差別化、ブランディングを成功させた事業者のみが生き残っていきます。
弊社には日本でもトップクラスの技術を持ったYouTubeマーケター集団が所属しており、クライアントに合わせたYouTube戦略を提案し、業務を代行することができます。
ご相談やご質問など、是非一度お問い合わせください。