2020.11.26
この記事では、読者のこんな疑問にお答えしていきます。
・不動産会社がYouTubeを活用すべき理由ってなに?
・YouTubeで不動産が売れる理由が知りたい
・不動産×YouTubeの成功事例ってあるの?
・今後不動産会社がYouTubeを活用していくにはどうすればいいの?
ちなみにこの記事の信頼性としては、弊社は日本でも数少ないYouTubeに特化したマーケティング事業を運営しており、実績豊富なマーケターが持つ膨大なノウハウから確かな知識を提供できます。
それではさっそく見ていきましょう。
■目次
1.不動産会社はYouTubeを活用すべきか。
2.不動産会社がYouTubeで集客できる4つの理由。
3.不動産×YouTubeの実際の成功事例。
4.今後不動産会社がYouTubeを活用していくためには
1.不動産会社はYouTubeを活用すべきか
結論から言うと、不動産会社にとってYouTubeはすぐにでも取り入れていただきたいマストツールだと言えます。
現在様々な業種での集客においてデジタル化が進んでいます。
従来までの飛び込み営業、展示会やセミナー、多くの人手を要するテレアポなどでの営業も頭打ちになってきていると同時にコロナウイルスの影響によりオフラインでの営業を行うハードルは非常に高まっています。
そんな中、企業において求められるのは、時代の流れに取り残されることなく自社のサービスに適したオンラインでの集客を取り入れていくことです。
そこで活躍するのがYouTubeマーケティングです。
もちろんこれは幅広い業種に言えることなのですが、特に不動産業とは相性がいいです。
では不動産会社がYouTubeで集客できる理由についてお話しします。
2.不動産会社がYouTubeで集客できる4つの理由
理由1【情報量】
消費者に向けて発信をするときに圧倒的情報量を持つのが動画です。
人間は視覚と聴覚から約93パーセントの情報を得ると言われており、残り7パーセントは言語から得ると言われています。
普段掲載している不動産ポータルサイトや自社ホームページによって伝えられる情報としては文章と写真がメインになると思います。
しかし動画であれば視覚的に写真よりもわかりやすく多くの情報を伝えられるとともに、アピールポイントを音声で直接話しかけるように伝えることで、より顧客の理解を深めることができます。
実際に1分間の動画が与える情報量はWEBページ3000ページ分に相当すると言われています。
理由2【業務効率の向上】
理由1の【情報量】に関しては正直どの業種にも当てはまることです。
ではなぜ不動産×YouTubeの相性が特に良いのかを説明します。
その理由は不動産契約において、成約までの顧客による比較・検討の期間が長く、説明工数が多という特徴があるためです。
購入する商品が高単価であればあるほど購入へのハードルは高くなり、より比較し、検討したいとうのが顧客心理です。
不動産の賃貸や売買の契約で衝動的に即決するという人はごくわずかでしょう。
あらゆる情報を不動産屋から収集し、比較検討を十分行った後に売買や賃貸の契約に至ります。
そのため不動産会社は時間をかけて、一からしっかり説明することで顧客の納得を得る必要があります。
しかし事前に発信している情報が少なかった場合、物件に対しての問い合わせがあったものの、実際に内覧してみるとなんかイメージと違ったからといってなんの成果もあげられず、営業マンの時間が奪われるということは少なからずあると思います。
これは本来別の業務に割ける時間を大幅に失うことになります。
言い方は悪いですが、こういった質の低い問い合わせを減らすためにもYouTubeによる広告活動は非常に効果的です。
その理由としては、動画を見て問い合わせをしてくる顧客は動画によってある程度の不動産に関する知識や物件に対する情報を得てから問い合わせをしてくるようになるため、契約に対するモチベーションが比較的高い状態にあります。
さらに動画によって物件の詳細も説明済みであるため、イメージと全然違ったということも少なく、営業が本来時間をかけて行う説明の工数を少なくできます。
顧客の意思が固く、説明にかかる工数が減り、いくつも物件を内覧する手間が省ければ不動産営業にとってこれほどありがたいお問い合わせはないでしょう。
YouTubeは見込み顧客の獲得から見込み顧客の育成までをしてくれた上で営業にバトンタッチしてくれる非常に優秀な社員のひとりです。
理由3【権威性と信頼性】
顧客がサービスを受けたり購買を決定する際の決め手として、売り手の【権威性・信頼性】が重要視されます。
例をあげると、命をかけた大手術を「誰でもできる手術」という教本を片手に持ちながら説明する医者からは受けたくないと思います。
そのほかにも料理本を見ながら調理するレストランには行きたくないですし、バイクの免許を持ってない人からバイクを買いたいとは思わないはずです。
顧客は、大切なものはその道のプロから買いたいという心理があります。
これが【権威性と信頼性】です。
この権威性と信頼性を伝えることに適しているのがYouTubeです。
単なる物件の紹介動画以外にも、不動産契約について役立つ知識や、専門的な観点から物件についての説明を行う動画を投稿することによって、視聴者は、ここまでしっかりした知識を持つこの人が紹介する不動産ならきっと良い物件だろうという感覚になります。
事前に不動産に関する多くの情報を発信し、顧客の信頼度をあげることができれば他社よりも多くの問い合わせを獲得することができます。
顧客は常に購入する理由を探しています。
衝動的に欲しいと思ったものでも、本当に買うべき価値があるのか、いま必要なのかという検討ブレーキがかかります。そのブレーキを解消するために信頼できる人からの後押しを求めているのです。
Youtubeでの発信を行うことによって顧客からの信頼を積み上げ、意見を求められるようになれば、あとはしっかりと説明を行い購入を勧めればいいだけです。
そこまで持っていければかなりの確率で契約まで持っていくことができるでしょう。
理由4【視聴者層】
不動産業は賃貸においては10代〜幅広い年齢層からの需要があり、売買に関しても若ければ30代からの需要があると思います。
YouTubeの視聴者層が基本的に10代や20代のみであったのは一昔前の話で、現在は非常に幅広い年齢層に視聴されています。具体的な数値は以下のとおりです。
・10~20代利用率90パーセント超・30~40代利用率80パーセント超・50代利用率64パーセント・60代利用率32パーセント
あまりYouTubeを視聴しないシニア向けの健康食品や購買行動が活発ではない未成年に対しての商品では効果がでにくいということも事実です。
それに比べ不動産賃貸や売買に関してはYouTubeをよく利用するアクティブユーザーが多い年齢層とマッチしており、非常に相性が良いと言えます。
うまくYouTubeマーケテイングを駆使し、ターゲットに対してアプローチすることができれば非常に強力な武器になると言えます。
3.不動産×YouTubeの実際の成功事例
それでは不動産×YouTubeでの実際の成功事例を見ていきましょう。
リストーリーhttps://www.youtube.com/channel/UCvKGIuuEvZIcCQwd7DjE4lg
住建ハウジングhttps://www.youtube.com/channel/UCzQlhSjf8W8kbsj1iVmqDKA
こちらのチャンネルでは物件の紹介動画がメインとなっています。
非常に多くの再生回数を獲得しており、人気の動画では数十万再生を記録している動画もあります。
仮に動画が3000回再生されたとして、そのうち3バーセントの人が興味を持ちホームページを訪れるだけでも90人の見込み顧客を獲得できます。
即決させるまではいかずとも、一度動画を見てもらえれば基本的に関連する自社の動画が表示されやすくなるため、将来の見込み顧客として継続的にアプローチすることができます。
チャンネルだけを見て具体的にどれほどの効果が出ているのかを想定するのは難しいですが、売上増加ににかなり貢献していると推測できます。
4.いまから不動産会社がYouTubeを活用していくためには
これまで様々なメリットを解説してきましたが、いざYouTubeマーケティングに取り掛かろうとしても、なにから始めていいのかわからず、なかなか腰が上がらないと思います。
実際にYouTubeを活用して行う広告宣伝には非常に高い技術が伴います。目的に合わせてチャンネルの方向性の選定を行い、キーワードを見極め、動画の企画、動画編集、分析、改善と、やらなければならないことは多岐に渡ります。
YouTubeマーケティングはその特性上、短期的な成果をあげることは難しいため、あきらめずに中長期的な目線でトライアンドエラーを繰り返し、成功事例を積み重ねることが重要です。
そうすることでいつかはYouTubeマーケティングの威力を存分に発揮することができるでしょう。
非常に険しい道のりですが、うまく活用できれば力強い自社の武器となることは間違いありませんので積極的に取り入れる施策を行なっていきましょう。
弊社はYouTubeに特化したマーケティングの運用代行を行なっております。
YouTubeマーケティング業務を丸投げしてしまいたいという企業様がいらっしゃれば是非一度お問い合わせください。